鴨と黒文字

爪楊枝は一定年齢に達すると使いたくなる道具です。

否、使わざる得ない道具じゃね、歯茎が痩せて食後に物がついつい詰まるから。

で、外食が多々で有ると店を出てから詰まっていたのが発覚し厄介なので、携帯の楊子入れを持っています。

って言っても、黒文字だけれどもね。

の黒文字とは何ぞや、は和菓子を出されると添えられている黒っぽい皮の付いたままのゴツイ楊子です。

材料はクスノキ科の樹を手で削り出しますので、袋入りの爪楊枝よりも高い、チョイとしたたしなみと言う贅沢ですね。

そしてクスノキ科ですから噛むと独特の良い香りなのね。

さて、を持つきっかけに成ったのは浅草の鴨南蛮なのです。

鴨が葱持ってやって来る、と言われる様に相性が良いので鴨南蛮には不可欠なネギ、が確実に歯に詰まる。

結局は店で楊子を要求するの、テーブルの上に爪楊枝は置いてないから。

と出して来るのが黒文字=単価が高いからテーブル置きはしてません。

がネックなのよ。